楽しく出来るインプットとアウトプットのトレーニング法

「インプットとアウトプットが大事というけれどどういうやり方でやればいいかわからない…」

そんな方も多いと思います。

もちろんそれは各々のペースでやるのが一番いいかもしれませんが、そもそもどうやったらいいのかわからないという人もいます。

今回はそんな人のために、「楽しくできるインプットとアウトプットのトレーニング法」を紹介したいと思います。

目次

インプットとアウトプットが必要な理由

そもそもインプットとアウトプットのトレーニングを行うことでどのようなメリットが有るかについて説明します。

結論、インプットとアウトプットは「画期的なアイデアや正しい問題解決を行うため」にあります。

もっと細かく分けると、

インプットは「アイデア出しや問題解決のためのヒントを探すため」

アウトプットは「実際にアイデア出しや何かしらの問題が発生したときに、素早く答えを導き出すためのトレーニングのため」にあります。

今回は、アイデアを出す力と問題解決力を上げることを目的としたトレーニング法を紹介します。

インプットとアウトプットのトレーニング法

ここからは実際に、インプットとアウトプットをどのように行うのが良いのかについて解説します。

ざっくりとした流れは

「面白い」を増やす「面白い」を深掘る「面白い」を人に伝える

の3つです。順番に解説します。

面白いを増やす

まずは、「面白い」を増やすことについてです。

具体的に言うと、自分が「面白い」と思う範囲を拡げるということです。

アイデア出しや問題解決の場面においては、いろんな視点から物事を考えなければいけません。

いろんな視点を持つためには、自分が普段やらないようなことをやったり自分が普段見ないようなものを見て「この時はこう考えるのか」「この人はこういう考え方をするのか」といった新しい視点を吸収する必要があります。

そのためにも、自分の興味の範囲を増やすことは欠かせません。

面白いを増やすためにはどうすればいいの?

面白いを増やすための方法ですが、とにかく「面白そう」と思ったことは全部やることが大事です。

そして、「面白そう」と思ったその日にやりましょう。

「思い立ったが吉日」ということわざがあるように、何かしようと思ったらその日にやるのが一番いいです。

直案が立ったり、計画を立てているうちにモチベーションは下がり始めます。

5分でできることで構いません。

「面白そう」と思ったことについてGoogleで調べるだけでもいいので、とにかく何か行動を起こすことを重視するだけで「面白い」の幅が広がります。

もしかしたらこの記事を読んでいる方の中にも、「特に面白いと思うことがない」という方もいるかもしれません。

もし面白いと思うことがないのであれば、「友達がおすすめと言っていた映画を見る」「いつもと違うランチを食べる」
この2つのうちどれか1つををやってみてください。

これだけでも新しい視点が増えます。

普段見る映画や普段食べているランチは、大人になればなるほどジャンルが固定化されていきます。

視点は、自分にない発想を起点に増えていくものです。

あまり見ない映画やあまり食べないランチを楽しんでみると、自分が今まで感じてこなかった面白さが発見できるかもしれません。

「面白そう!」と思ったものはとりあえず調べてみよう!

面白いを深掘る

「面白い」を見つけたら、その1個のテーマを深掘ってみましょう。

「なぜこのテーマを面白いと感じたのか?」「なぜこの人・物は人々の心を惹きつけるのか?」というように、「なぜ?」を基軸に自問することで、そのテーマの本質を知ることができます。

本質的な答えは、表面的な答えと違って、いろんな場面で応用することができます。

いわば普遍性のある法則といった感じです。

普遍性のある法則をたくさん知っていると、アイデア出しや問題解決の場面でもその法則を使えることができるかもしれません。

なぜ?と深掘ってみたはいいけど間違ってないか不安…

なぜ?に対する答えですが、最初のうちは100%正しくなくても構いません。

むしろ、間違っていてもいいから自分のオリジナルな答えを出すことの方が大事だったりします。

なぜかというと、独自の答えの方が画期的なアイデアにつながるからです。

世間的に正しい答えは誰でも答えられることができますが、自分の頭で出した答えは自分の頭でしか出せません。

なので、「こんな感じなのかな」ぐらいのアバウトさで本質を探ってみることをおすすめします。

間違っていてもいいから「なぜ面白そうだと思ったのか?」を深掘ってみよう

面白いを人に伝える

深掘りが終わったら、最後のパート「面白いを人に伝える」に入っていきます。

「人に伝える」ことがなぜ大事かというと、人間は他人に伝えることを前提に学ぶことでそのことが脳に長期記憶されるという習性を持っているからです。

脳に長期記憶されたものは半永久的に頭に残り続けます。

そして、長期記憶された法則が増えれば増えるほど、実際に問題が発生したときに「どの法則が当てはまるか?」と考え、素早く答えを出すことができます。

人に伝えたいけど何を話したらいいかわからない…

人に伝える際に注意しておかなければいけないことがあります。

それは、完璧を目指しすぎないことです。

最初から完璧に言語化することは極めて不可能です。

そして、最初から完璧を目指そうとすると「何を話したり書いたりしたらいいか?」と伝える前に戸惑ってしまったり、時間もかかります。

なので最初は、30点ぐらいの出来ならOKというルールで行くのがおすすめです。

30点の出来のアウトプットを毎日続けると、最初こそ酷い出来かもしれませんが、徐々に言語化能力が上がっていきます。

質を気にせずに、量をこなしていきましょう。

伝える人がいない時はどうすればいいの?

人に伝えるツールとして、SNSはとても活用できます。

特にTwitterは個人的にとてもおすすめです。

Twitterは140文字以内という制限がありますが、この制限が脳を活性化させる要因になります。

なぜかというと、自分の頭で要約しなければいけなくなるからです。

要約は、重要な情報のみを抽出する作業ともいえますが、この作業は、全部自分の頭でやらなくてはなりません。

一つの情報を自分なりに噛み砕く作業も、脳に深く記憶を定着させる行動です。

なので、伝える人がいなくて困っているという方などは、Twitterで面白さを言語化してみるのはいかがでしょうか。

30点のアウトプットを毎日してみよう!

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